「お前なんかゲームやめちまえ!タヒね!」と送られてこないゲーム
冬になろうとしているのか、最近すごく寒くなってきた。
にもかかわらず私は手元に暖かい上着がなかったので、彼にウルトラライトダウンを借りた。
真っ赤だった。しかもお尻がすっぽり隠れるほど大きい。つまり赤色の面積が大きい。
それにフロントがジーンズ生地の青いメッシュキャップ(超お気に入り!)を被って紫色のリュックサックを背負って出かけた。
目立つ格好をして外に出かけることは何とも思わない、むしろ解放感を感じるドM体質だ。しかしながら、普段は黒い服ばかりだし、特に今は寒い季節で明るく派手な服を普段着にしようという気にはならない。
‟派手な服を着る気持ちよさ”と、‟意図しない服装をする違和感”はぶつかり合い、私は自分をどのように捉えれば良いのかわからなくなり、独特の心持ちにさせられた。
服装が変わるだけで、人間は突然自分を見失うこともあると知った。
『人は見た目が100パーセント』とはよく言ったものだ。
私はゲームというと専らPSで育った。
7つ離れた姉がいてくれたお陰でなんと初代PS~PS4まで全部触れてきた。ありがたい限りだ。
色々なソフトを買ってもらったが、特にFFが大好きだ。長期休みで実家へ帰ったときなどにまとめてクリアするのが気持ち良い(昔のアニメを一気見するのに近い感覚やね)。
逆に言うと、長期休み以外は何か一つの遊びを突き詰めるみたいなことが難しく、PS離れ(というかゲーム離れかも?)が進んでいるここ数年である。元々ゲームが上手なわけではないし、ちょこちょこ進める器用さは私にはないのだ。
反対に友達と気軽に遊べる任天堂のハードの方が今は遊ぶことが多くなった。PS育ちの人間として、まんまと任天堂の戦略に乗っかるのは悔しいが、本当に手軽に遊べてしまうのが堪らないね。
そんな私が昨夜初めてPCでSteamのゲームをやった。
『One Shot』のゲーム紹介は、下にリンクを貼っておくので彼のブログ記事を読んでくれ。
nilosan-to-steam.hatenablog.com
こういうのは新鮮であった。
偏見だが、PCゲームといえば『艦これ』とか、あるいは『FF14』みたいなオンラインで何とかする、みたいなイメージ;初心者は勝手に死んで玄人の足をひっぱたり餌にされたりする。そしてメッセージで「お前なんかゲームやめちまえ!タヒね!」と送られてくる。
だから私にとってオンラインゲームが多いPCゲームは遠い存在であった。
しかし、どうだろう『One Shot』は。
据え置きによくあった自分の力で自分のペースで進める、私が好きなゲームの在り方であった(最近は何でもかんでもオンラインで遊ばせすぎだよ)。
特にこのゲームの良いと思ったところは、PCから操作しているというのを逆手にとって、存分に利用してくるゲーム進行。PCゲームであることに価値があるのだ。
まだ序盤までしかプレイしていないので、今は十分なレビューを書けないが、いつか感想をまとめたいと思うほど、心揺さぶられるものであった。
私の周りですらプレイしたことがある人が多いようなので、かなり有名みたいだな。
『Undertale』もよくおすすめされるので、今度やってみようと思う。