留年ファクトリー

日々のことを文字に起こすことにした。留年はしていない(が危うい)。

『できて当たり前』の重圧

大学が終わって昼休みに取りに行った自転車(彼は文化祭期間に私が学校に置きっぱなしにして撤去されたせいで5日間も大学に泊っていた!)で家に帰り、今日届くはずの簿記の講義DVDが届いているか確認した。ポストに入っていたのでやったー!届いたー!これで学習が楽になるぞー!と意気込んでいたところ、「いってぇッ!!ファ○クッ!!」と叫びながら思いっきりPCの充電コードの謎の中間地点みたいな四角いやつを踏みつけ、足の裏の端が赤く腫れてしまった。私も不用心なものだ。

さっきの出来事に爆笑する彼氏に、昨年作って放置していたブログを再開したことを伝えた。気になる様だったので教えようかと言ったが、自分で見つけたいとのこと。無理だと思う。

 

バイト先に向かっているとバイト先の一階にある100円ローソンから出てきた奥様が自転車で帰っていくのが見えた。しかし不思議な違和感があった。それは、その自転車が折り畳みの黄色いHUMMERだったことだ。正直、超クールだった。ママチャリなんかではダメだ、HUMMERでなければ。私もそういうクールな女性になりたいものだ。

 

冷蔵庫に結構前に買ったラーメンの生麺が一玉あったので、もしかして野菜と肉と一緒に焼いてソースをかければ焼きそばになるのでは?!と思い、作ることにした。

手元にあったのはカボチャとベーコンと大根菜。これらをフライパンで炒めて麺を投入し、水をコップ1杯ほど入れて麺を茹で、水気を飛ばし、胡椒と中濃ソースで味をつけた。

今まで見たことのない料理になった。大根菜と乾いた麺が一塊になっていてサイドにカボチャとベーコンが置いてある、という感じ。ソースの味とカボチャの甘味、ベーコンの塩味が絶妙なバランスで絡み合い、味はまあまあのものになった。私の腕も上がったものだな。

久しぶりによくわからないものを作ったが、なんだか料理を覚えたての頃の懐かしい気持ちになった。大人になればなるほど『できて当たり前』の重圧で、こういう実験は許されなくなっていくのかもしれないと思い、謎の愛着が湧いてきた。

が、もちろん次焼きそばを作るときは焼きそば用の麺を買う。