留年ファクトリー

日々のことを文字に起こすことにした。留年はしていない(が危うい)。

僕は君のオブリガートに

▶︎11/7のこと 

夕方勉強に区切りをつけてからバイト帰りの彼氏とスーパーに行った。
二人してお金がないのでケチりながらの買い物だったがそれはそれで楽しいものである。
帰り道に昔ながらの質屋さんがあり、中学の頃の部活の顧問がバブルが弾けて貧乏を極めた時仕方なく奥さんと一緒に結婚指輪を質にいれたという話を思い出した。
勉強は忘れたがそういう小話は覚えているものである。

今考えてみれば結婚指輪を手放すなんて滅多なことではない。やはり勇気がいるものなのか?いや、愛さえあれば証なんていらないのだろうか?そうはいっても思い出もあるだろうに…なんて考えながら、大変な時代だったんだね~とか言いながら帰った。

 

▶︎今日のこと

 

起きてから部屋の掃除や洗濯をして、近所のはなまるうどんでお昼を食べた。
サラリーマンが多く、珍しく席が満杯になるほど賑わっていて、平日の昼間に住宅地の真ん中にあるような店に誰が来るんだと思っていたことを反省した。
恐らく不動産や建築のオフィスで働いているのであろう人たちが、愚痴をこぼしながらうどんをすすっているのである。
夢見がちな脳みそゆるゆる人間はお金のために働きたくなんぞないと思ってしまうのであった。

 

バイト先の病院では、暇だと先生が指定した図書を読ませてもらえる。
最近はインフルエンザの予防接種で来院する人が多くて忙しかったのだが、今日は久しぶりに読書タイムがあり、この間読み始めた今野敏さん著の『捜査組曲 東京湾臨海署安積班』を読んだ。
あまり読まないタイプの本だがこれも機会と思いゆっくり読み進めている。
捜査班同士の対立と恋愛模様とをオブリガートと表現するページがあった。オブリガートというのは主旋律と副旋律が互いに引き立てあうようなことをいうらしい。
どちらが主旋律になってもいいし、相手が主旋律であるならば自分が副旋律となり高め合う。
私はそういう関係を築けていけるだろうかと考えて本を閉じてしまった。
昨日の顧問の話といい、オブリガートといい、愛とは難しいものである。

 

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今野敏著『捜査組曲 東京湾臨海署安積班』

 

夜は初めて会うお姉さんとハロプロの話とか恋愛の話とか私生活の話とかしながらご飯を食べた。

『初めて』というのが久しぶりすぎて『お姉さん』に緊張してしまって最初キョドキョドしてしまって恥ずかしかったが、気さくな方で楽しくお話することができた。

いやはや、お姉さんの魅力というのは…。

 

あとずっと行方不明だったイヤホンを発掘して帰りの電車は最高であった。

メーガントレーナーを友達にオススメしてもらってからお気に入りである。みんな知ってるし「良いよね」をシェアできるのは楽しいやね。

 

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