留年ファクトリー

日々のことを文字に起こすことにした。留年はしていない(が危うい)。

「最近さ~」は本当に"最近"の話なのだろうか?

私は同じ曲を何度も繰り返して聴く癖がある。

短いタームで言えば最近ハマった一曲やアルバムを何時間でも聴いていられるし、もっと広く言えば、昔からお気に入りの曲は変わらずに今でも聞き続けている。

 

ちなみに、これは音楽だけでなく、食にも、衣服にも表れる。よく、同じものばかり食べたりする人はメンヘラの要素が濃いなんて言うが、全くその通りだと思う。そういう人は、一つのものに固執することで安心感を得たいという願望がどこかにあるのだろう。私がその生き証人だ(私はメンヘラなのでブログに毎日毎日自分の気持ちを綴ることができる)。

 

とはいえ実際は、自分が今生きている感覚と、現実は違うことが多いであろう。

例えばよく「最近さ~」などと言ったりするが、それは本当に"最近"の話なのだろうか?逆に「ずっと」と言いながら、つい1、2週間前からの話(あるいは昨日のこと)であったりする。

そういう意識と現実のギャップは自分では気づかないものである。

 

だからといって、特に問題があるわけではないのだが、じゃあ私はそういうことで自身をメンヘラだと思っていたのが、実は客観的に判断すればそうではない可能性もでてくるわけだよな?という話である。

 

昨日、半年くらい前に作っていたプレイリストを更新した。

私はApple Musicに登録していてiTunesで音楽を聴き放題なので、プレイリストも自由自在である(大学生・院生は半額で月額480円という格安料金!おすすめデス)。

 

www.apple.com

 

古い曲もある中で「"最近"この曲よく聴くなぁ~」と思っている曲を選りすぐって自分だけのプレイリストを作る。

この作業の醍醐味は曲順を自分の思う順に決められることだと思う。

一曲目はJUDY AND MARYの元気な曲が良いとか、最後はやっぱり宇多田ヒカルで決まりじゃろ!とか、それじゃどう繋いでいこうか?とか。

元々完成された形で出されているアルバムを一旦崩して、再構成するということの、なんとアーティスティックなことなのだろうか。しかも自分で一から作るわけじゃないから超手軽よ。

そして絵や文章と同じように、作ったばかりにはその全貌は見えなくて、あとから聞き返してこそ、良し悪しが判断できる。

音楽が好きなら楽しいと思うので、みんなもやってみてくれ!そして私に布教してくれ!

 

前回もそこそこ気合いを入れて作ったので、上書きして更新するというのは、勿体ないような気もした。でも、今聞いている曲と大して変わっている気がしなかったので、今年の集大成的なものにしてもいいなと思い、そのまま付け加えるようにした。

半年前は聞かなかったアーティストの曲も入れたし、元々入っていた曲で今でも聴いていたいと思うものはそのまま残した。

 

(↓こんな感じです)

 

今日歩きながら昨日のプレイリストを聴いていると「そういえばこの曲、随分聞いてなかったけど半年前は狂ったように聞いてたなぁ」とかいう想像できた感想もあるのだが、何より、前聴いてた曲と、最近の傾向がうまく絡み合って新しいイメージに出来上がっていると思った。正直、自分の感性を褒めざるを得ないレベルだ(自分の好みに作っているのだから当たり前なのだが)。

そして、同じ曲ばかり聴くというイメージが自分にあったのが、削除した曲や残した曲も含めて半年間でどれだけの曲を聴かなくなったか考えることになった。

 

まあ、今のところ半々といったところかな。多分この調子なら、およそ一年くらいで丸々聴いている曲が変わることになるだろう。3年も経てば同じ曲は聴いていないかもしれない。

一年毎に一つプレイリストを作ってみるのもいいかもね。『MY BEST SONGS-2018Ver.』みたいな感じで。

 

そもそも一年間で人はどれだけの曲を聴くのだろうか。そういうものの平均も教えてくれないと私は自分がメンヘラかどうかも判断できないことに気付いた。

 

というか、メンヘラとは何なのだろうか。

謎に包まれるばかりであった。